深翠抄

~おこしやす~

週次報告(2023.10.2~2023.10.8)

週次報告(2023.10.2~2023.10.8)


2023.10.2
草木や花などに愛情を持っている人をこそ好きになっちゃうよな〜

 

2023.10.3
執務室の周りの人が臭いを気にしたりすることもあるだろうと思って深く遠慮していたが、今日先輩に誘われて初めて勤務中に煙草を吸った。煙草休憩気持ちよすぎる。

杉原千畝って本当に国士すぎる。私も正義や人道を忘れずに生きていきたい。

 

2023.10.4
ごはんにのりたまをかけて食べていたら、いつものことなのになぜだか急に感動が込み上げて来て、俺は幼い頃からずっとこれに育てられてきたんだなあとしみじみ思った。

Rush Garciaのドンシャリの極みみたいなサウンドメイク好きすぎる。

youtu.be

 

Miliの曲、歌詞が胸に迫って泣きそうになる。現代社会に生きる若者の絶望が凝縮されている。
Is it a sign?

youtu.be

 

今度、日記を絵日記にしようと思う、文字を手書きするのも好きだし。

 

2023.10.5
無茶な菜食、無茶な断食を学生のうちにするべきだった。今はきちんと元気に働くために体調不良の尾を曳きかねない実験は避けざるを得ないが、それらを経験しないままでいることを是としたくない。そのときどう感じるのかを身を以って知りたいと強く思う。もっと早い内にやっておくべきだったという後悔がある。いつか有給休暇を断食実験に使おうと思う。

今までよりも重い責任の伴う業務開始、心身共に、特に脳がむちゃくちゃ疲れる!!!!しかも寒くなって来てもう心が死にそうです。休日はどうせ一人で動画撮るだけで終わるし、一生孤独にこの毎日を続けていかなきゃいけないのかよ~~泣

 

2023.10.6
SNSは適切な程度でやることが大事である。
一度深々と浸かってしまったら一旦きちんと距離を置いて毒抜きするのがいいと思う。それでも一切禁じることによって逆に苦しくなってしまっては本末転倒なので、ちょっとだけツイートしたり気になる人のツイートだけ見たりするくらいに抑えて、どうでもいい人たちばかりの登場するおすすめTLなどは極力見ないようにするのがよい。

 

2023.10.7
寒い!コンビニがおでんを始めるのに合わせて私も添い寝を始めることにする。一晩百円。腕枕や頭撫でなどのオプションあり〼

人との接し方に正解がなさすぎて本当に苦しい。この人がもし私に介入されることを是としているのならそれに応える真摯な姿勢を示したいけど、でももし否であったら鬱陶しいを思われて余計に嫌な気持ちにさせてしまうよな……みたいな、うまく言えないけど、そういううまくいかなさがある。

 

自転車で知らない街を散策した。
よい神社やよい路地やよい公園やよいドッグランなどに出会えた。幸せに思う。

よい神社

よい路地

よい公園1

よい公園2

よい公園3

よいドッグラン

 

2023.10.8
吉祥寺へ遊びに行きました。
こちらの動画にまとめています。

youtu.be

 

風が気持ちいいとか朝チュン(朝方に小鳥がチュン〳〵言うこと。その声。私しか使っていない語彙だけどみんなも使ってください、と思って調べてみたら、私が知らなかっただけですでにかなりの用例があるらしい、直截な表現を避けつつ一夜の閨事を暗示する演出技法を指すのだという……知らなかった)が聞こえてなんか嬉しいとか街路樹に豊かに纏わる木の実の匂いに季節を感じるとか、そうやって世界に対してささやかな愛を感じることって誰もが難なくできることではない。身と心とを幾重にも包み込む倦怠と絶望の渦に愛が曇っている人がたくさんいる。見ること聞くこと嗅ぐこと味わうこと触れることの一切を苦痛に感じるほど弱っている人がたくさんいる。自分の感じ方考え方ばかりに囚われて、愛する人や周りの人がそうなっちゃっている時にウザい絡み方をしないようにしたい。でももしその人が救いの手(救いと言うと大袈裟だけど、手助けの手とか、寄り添いの手とか)を求めていたとしたら、そういう遠慮ってむしろ正義の道に悖ることなのではないか?そうやってウザがられないようしようとかと思うのって、裏を返せば嫌われないようにするための自己保身の成分をいくらかは含んでいるんじゃないか?
人にとって私がぎゅうぎゅうと幅寄せしてくるのが本当に嫌なことであることは確かだろう。しかし十中八九相手に嫌な気持ちを抱かせてしまうとしても、たった1%でも相手が「誰でもいいから、最悪佐藤でもいいから」と思っている可能性があるのなら、俺は勇気を出して声を掛けるべきなんじゃないのか?たとえそれが加害であるとしても、俺は自らを差し出すべきなんじゃないのか?だいぶ思い込みの激しい加害男性みたいな思考に突入している自覚はある。だがやはり、傷つけてしまう覚悟なしに人の傷を癒やすことなどできるのだろうか。
加害者になる可能性を引き受けることでしか開くことのできない愛の扉があると思う。
私にできることがあったら何でも言ってください。

週次報告(2023.9.25~2023.10.1)

週次報告(2023.9.25~2023.10.1)

 

2023.9.25

秋来ぬと目にはさやかに見えねども……

優しさでないことを優しいと評されるの嫌だ。一番おいしいところを「はい」ってあげるのは愛情であって別に優しいからではないし、持ち物を貸してあげるのも人道的精神によるのであって別に優しいからではない。

プログラミング言語を一生懸命勉強して、特にPythonを修得して、私に最適化された入力変換予測アルゴリズムを開発したり、ゆくゆくは生体制馭工学に一枚嚙んだりしたい。

ゆかりの香りガチ好き

実家暮らしの同期は彩り豊かなステキなお弁当を食べているのに俺は毎日「これ」で泣いた。しかし俺は毎日本気の祈りと感謝を込めて手を合わせている。米の一粒は汗の一粒。神々と人々に感謝。

 

2023.9.26
涼しくなったことを言祝ぐつもりで昨日かっこつけてメモを書いたのにまた暑くなって悲しい。間が悪くて自分が嫌になる。

文化人っぽい雰囲気の人たちが本を尊く大切に扱うあの感じが嫌いで、其奴らの目の前で普通に本を燃やしたり捨てたりしたいといつも思っている。

全員の救済者とならなければいけない以上、俺の心はヨギボーみたく柔らかく誰の心にもフィットするようにしておかなければならない。救われようとするな、愛されようとするな。愛されたいと思ったことない。愛されたい奴を愛するだけでOK。毎日頑張りたい。

 

2023.9.27
私の好きな人たちには料理が好きな人も多いようなので、私も料理のこと好きになりたくて、頑張って料理したいと思う。

昨夜炊飯予約ボタンが押せていなかったみたいで(押したはずなのに!)、ごはんが炊けていなかった。こういうこともある。

俺って季節の変わり目とか一切関係なく毎日フルパワーでおもしろい。機械みたい。

読者をプロパガンドする(全然違うんだけど、プロパガンドするものをプロパガンダと呼ぶのであると考えることにしたいという気持ちがずっとある、実際ハムストするからハムスターと呼ぶのだし)ことの加害性を自覚して、それから逃げないことが大事だと思う。

 

2023.9.28
競馬の夢また見た。競馬やれっていう天啓かも。

私からやや離れた位置で喋っている同僚たちの会話が聞こえていた。たまごかけごはんが壊れかけごはんに聞こえた。

天竜川ナコンの縛り旅3が傑作すぎて泣いた。

面談で「君は人に興味がないよね」と指摘されて冷や汗をかいた。「あれーそう見えますか?笑」とかとごまかしたけど、内心では「手前らのことが別に好きじゃなくて、知りたいとも思わないし知ってほしいとも思わないだけだよ……」と悪態をついていた。
「自分は割と積極的に自己開示したがる性格である、Twitterでもそういう欲望のありありと透けて見えるツイートばかりしていたし……」と自認していたけど、それも実は相手によるんだな……と新たな発見があった。俺は手前らにこそ自己開示したがっていたらしい……
何か今日本当に心が疲れてしまった。「もうTwitterとかやらないから!」とかと言っちゃったせいで本当はTwitterしたいのに何となく恥ずかしくて帰れないし、LINEは誰からも来ないし、職場の人たちとは円満だけど自分の情報を開示したいと思えない今一つな間柄だし、普通に孤独で苦しい。週一のブログ投稿ではとても満たせなくて苦しい。Twitterのいいねのように「少なくともこの人はこの投稿を見てくれて、投稿の内容もしくは私について一瞬でも何か考えることがあったのだな」と思えるような反応が得られないのが苦しい。FFの誰か一人でも私の不在について一瞬でも考えてくれただろうか。FFの誰か一人でも私の記事を読んでくれるのだろうか。Twitterしたい。苦しい。
誰とも話さず、誰にも触れず、一人で生きていって一人で死んでゆくのだから、今のこの日々はきっとその体慣らしなのだと思う。
明日また出勤して、五日間勤務して、また二日休んで、また五日間勤務、これが無限に続くのだと思うと本当に気が狂いそうだ。
健康顔がやがて病人顔になってどんどん青白くなっていってついに死相になるみたいに自分の人生が音もなく死に向かっていることが微かな痺れのように感じられる。
今20:36、部屋で一人でかなり厳しい状態になってきた。
先週は何ともなく平常心でいられたのに今日はなぜか全然だめだ。毎日何してんだ俺。文集に寄稿する文章書くぞ!書きたい!書きたいことも朧げながら決まってきた!ってなっていたのもう二か月くらい前じゃないか?その間一文字も書いていないが?出勤以外何もできずに横たわっていただけだが。たまに映画とか観たけど。毎日粗食し続けるの本当はもう全然無理なんだけど、無理だと思った一秒後には毎回「でもこうして今日も糧にありつけることが本当に嬉しいし、本当にありがたいことだよな。これに文句を言うのってあまりにも傲慢だと思うし、本当に嬉しい。本当に嬉しい」と本気で(←本気で。ブログ的な誇張レトリックではない)思えて、全ての生き物への遍き祈りに心が満たされている。心の満ち引きに毎日目が回って、毎日押し寄せては全てを浚って遠ざかっていってまた押し寄せてきてっていうのを繰り返している。ごくたまに外食をすることもある。その度に本当に幸福を噛み締めている。誰かの手料理をいただきなどした暁にはもう本当に心が躍ると思う。そういえばもう丸半年間両親の家を訪れていないけど、そこで両親の手料理を振る舞われでもしたらとても嬉しいだろうなと思う。
今20:50、直接話したいと以前から思っている人がいるけれども、今このような状態ではとても誘えなくて苦しい。じっと目を瞑って回復を待たなければならない。でもこのままずっと回復しなかったらどうしよう。私の超健康神話が崩れたら、私は私をどう思うのだろう。これだけ健康アピールを繰り返してきながら体調を崩しでもしたら、心の底から悲しくなって自暴自棄になってしまうのではないかと不安に思う。
光が云々とか風が云々とか考えるのも何だか飽きてきているような感じがする。そういうことを考える意味とか考え始めちゃって、もう先へ進めなくなる。

 

2023.9.29
「人の持ち物を3Dスキャンするときは事前に一声かけるのがマナー」という近未来のマナーを指摘される夢を見た。

一番好きな拡張子は.txt、素文ほど美しいデータはない。

ドッグフード工場のライン工として働き始めて早半年、毎日試食ばかりしていてかなり太ったけど毎日楽しくて幸せ。
六か月間にわたり無遅刻無欠勤無早退、土日祝日以外一度も休まずに勤務できて嬉しく思う。また毎朝必ず始業一時間前にオフィスに着くようにしていたおかげで電車遅延による公遅刻(それはしょうがないとして罪に問われない遅刻)をもせずに済んだ。颱風の日に、電車が止まるんじゃないかと不安で始発電車に乗って出勤したのはさすがに強迫的な杞憂だったと顧みるが、朝早く出勤するのはよい心がけだと思う。これからも続けていきたい。
勤務表に傷がつくのを恐れて正当な権利である夏季休暇をも一日も取らずに出勤し続けたんだけど、これはやや自閉的なこだわりの発露であったように思う。かなり死にたくなってきた。なんだこの人生。早く壊れて楽になりたい。嘘、壊れたら壊れたでまた別の苦しみが襲ってくるって分かっているくせに……

 

2023.9.30
不当に見下されるの悔しい。正当な見下しが多いですが……

29日(金)の夜に唐突に思い立ち、自転車を三時間漕いで由比ヶ浜へお月見に行った。私以外に誰もいない月夜の砂浜に暗い波が繰り返し押し寄せていた。
つやめく渚にただ一点だけ月影を映して白く明るく光るところがあり、波が寄せると颯と弾けるように光が乱れ、波が退いてゆくと千々に煌めきながらまた一雫の灯りに鎮まるというのをずっと繰り返していた。
藍色の斑雲が葬列のように重苦しく横様に流れていって雲間からふいに月明りの差す時辺り一面に蒼白い光が満ちて、海と地と空との壮絶な呼び交わしを間近に見学させていただいているような恐縮な気分になった。
木の板を渡した長椅子に横たわり、目を閉じて、潮騒を聞きながら少し眠った。私の中の幻だった何かが本物になった気がした。
帰りはもう本当に眠かったし疲れていたし、一生家に辿り着けないような気持ちになっていた。昨日今日の行き帰りで合わせて114kmの道のりだった。京都東京間で500kmだったことを思い返すと、あの時は本当に気が変になっていたなあと恐ろしい気分になる。

江ノ島と秋の望月



2023.10.1
10時間くらいずっと眠ってしまって悔しい。
マクドナルドにでも行って豪遊したい気分♪となり、でもこういうのって誰かと一緒にやりたいな~と思ったけど、誘える人がいません。

身長体重BMI病歴血圧体温、住所も本籍地も電話番号も全開示したくなってきた。

 

午後、新宿へ。

秋のGⅠシーズンの開幕を告げるスプリンターズ・ステークスを含め、阪神中山合わせて6レースやって1,800円負けちゃった……

1,800円負けちゃったのにマクドナルドで豪遊♪

マクドナルドでお月見

マクドナルド東新宿店二階の窓際の席大好き。

帰りがけに寄ったまいばすけっとの野菜の値段がさすがに許せる限界を超えており、ガチで万引きしそうになった。

ミョーガ大好き

レタス大好き

 

週次報告(2023.9.18~2023.9.24)

週次報告(2023.9.18~2023.9.24)

 

2023.9.18
外堀通りと新宿通りとの交わる四ツ谷見附の交叉点にケンタッキーフライドチキンがあり、そこで月見バーガーを食べながら托卵のことを考えて鳥肌を立てていた。業の深い世の中だなあと思う。

 

童顔なの嫌だから早く老けたい

 

友人が奨励賞を受賞したので、日本詩歌句協会の表彰式を見に来た。老人ばかりだったから私一人だけ若々しくて浮いていた。その場にいた誰もがそれぞれの形で文学を愛して頑張っていることが場の雰囲気から伝わってきて感動した。糸くらい細くてもいいから私も文学文芸を愛し続けていきたいなという気持ちになった。

北とぴあ十四階

かつて好きな人に好かれようとしてその人の好きそうな行動をわざと取っていたことがあり、きっとすごく不自然だったかもしれないと振り返って恥ずかしい思いをしている。この不器用なところをも愛してくれとは言わないがせめて見なかったことにしてほしいと思う。


2023.9.19
好きな女子となら何をしても楽しいだろうな〜(想像でしかないけど……)

 

トンチキな変な女好きすぎる

 

眠れずにいつまでもTwitterに張り附いていた夜の全てを繋ぎ合わせて不眠者による永遠の夜の楽園が造られたものの、やがて誰もが夢を見ることへの恋い焦がれを募らせるようになり、楽園は崩壊した。千年ぶりの夢に現れたのはかわいいわんちゃんだった。

 

2023.9.20
働いた。

 

人間の髪を乾かしたり梳かしたりしたことない。慈しみの深い行為だと思う。

 

本当の意味で生きるためには傷が必要なのだと思う、現実をこの身に取り込むための入り口としての傷口が。

 

童貞なの恥ずかしくなってきた。

 

2023.9.21
俺の方が先に好きだったのに……←弱者男性のむちゃくちゃな発言だけどなんかかわいそうだから報われてほしい


シバタの紹介をきっかけに天竜川ナコン観まくっているけど、性格も喋り方も(どことなく顔つきも)シバタに似ていて、天竜川ナコンを観ている時はほぼシバタのこと考えている。シバタも散歩動画撮ってほしい頼むから。「ね!」の言い方がシバタそのものですごい。
俺シバタのためだったらお金でも時間でも労力でもマジで力になりたいと思っているから何かあったらすぐ連絡してくれ。

 

2023.9.22

俺のこと好きっぽい先輩に脚長いねって言われた。別に好きじゃない人から好かれるの気まずい。

 

見えない時には風を聞き、聞こえない時には月を見る、そういう生活がしたい。

 

2023.9.23
大学生になってテニサーに入りたい。


夢の中でドーナツたくさん食べた!!


「逆にこれがかっこいいんだよな」と言って補助輪つきの自転車に乗る夢を見た。

 

短歌について話し合う会合に出た。私は動物を題材にした十四首を提出した。結局雑談が多くなったが、複数人と話すのは久しぶりで楽しかった。皆私の持たない特別な感性や考え方などを持っていて羨ましかった。

 

友人たちと一緒にスーパーマーケットに入り、彼の食材を購入する様子を見ていた。自分の粗食が本当に痛ましく感じられた。私は本当に毎日毎日米と紫蘇ふりかけとカップ焼きそばしか食べていない。
栄養補給(特にカロリー補給)だとばかり考えているから粗食になる。栄養補給だとばかり考える "べき" だと思っている部分がある。
食べること自体に対する恥ずかしさがあり、自分が少しでもいい食事をしようと思っていることに気づくとそれがすごく卑しく感じられて嫌になる。
ごはんにふりかけを掛けてしまうことも、スパゲッティに市販のソースを掛けてしまうことも、豆腐に醤油を掛けてしまうことも、水道水に飽きて清涼飲料水を飲むことも、心のどこかでやっぱり卑しいことだと感じている。こんなマインドで料理なんかできるわけないだろ。
かつて人と一緒にごはんを食べる時などは楽しく料理をすることもあった。今はそれをすごく懐かしく感じる。
人のために料理がしたい。人の料理が食べたい。
自分を恥ずかしく卑しい人間だと思う。

 

以前から顔見知りではあったが差しで話したことのなかった友人と焼き鳥を食べながら話をした。せせりやはつなど、人生で一度も食べたことのないものを食べた。とてもおいしかった。
店を出た後に遊具の何もない公園で少し話をしたが、その脇に聳える神輿庫の "野方" 紋が超かっこよくて興奮した。

「野方」

2023.9.24
勉強でもするかと思っていたのに全然できずにずっと眠っていた。

 

私は以前からずっと嫉妬深い人間であり、いつも過去男皆殺し感情に苛まれていたが、最近はちょっと変わってきたような気がする。
私といる時くらいは私のことを考えていてほしいと思うけど、例えば夜一人で眠る時にふと遠い過去のことを思い出すこともあるだろう、たとえその相手が私でなくても、愛し愛された日々の記憶に其奴の心が暖かくなればいいと思う。

 

「〜なので悪しからず。」という文章をよく見かけるが、略さずにちゃんと言った方がかっこいいと思う、以上の旨をお含みおきいただきました上で何とぞ悪しからず思し召しくださいませとかと。

 

病的な痩身を晒して早逝するとしても肉食なる忌まわしき営為に一切手を染めることなく生きたという誇りは永遠の輝きを放つ。

週次報告(2023.9.11~2023.9.17)

週次報告(2023.9.11~2023.9.17)


2023.9.11

最強のふたり』鑑賞。二度目。

Twitterから離れることにした。

四拍子の曲で三拍子を取る練習、三拍子の曲で四拍子を取る練習をした。後者の方が難しい。

海棲哺乳類が大好きだと思う。

 

2023.9.12

22時まで残業。勉強する時間取れなかった💦

G.Mahler - Symphony No.5 第一楽章と第二楽章を聴いた。

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通勤中にアプリで少し勉強できた。

踊る時に聴く用の三拍子の曲集、四拍子の曲集を個人的に作ってあり、これからももっと増やしていきたい(今はただ一人で揺れるためにしか聴いていないが)

22時まで残業となると家が本当に寝るだけの場所になって寂しい。

 

2023.9.13

Only my railgun ネットの流行曲の一つとしてしか聴いたことがなかったが、改めてちゃんと聴くと歌詞がむちゃくちゃかっこよくて感動した。ユーロビート風の速度感が心地いい。

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映画『ターミナル』を観た後に2時間勉強をした。トム・ハンクスが好き。

米を研いでいる時、とても敬虔な気持ちになる。土着信仰

 

2023.9.14

今は勉強のことと自分の稼得能力向上のことしか考えていない。

「君と集まって星座になれたら」って言うけど、君という二人称単数と私の二人が集まってもこいぬ座にしかなれないじゃんと思う。

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貯金を外貨に替えておいた方がいいかなとかと思うけど、よく分からない。未来の全てが分からない。

紫蘇の香りが大好き。

NEWGAME!の一期二期のOPEDを聴いて元気を出している。

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2023.9.15

小ボケで人を笑わせるのが好きなのに、我慢できなくてつい自分で笑っちゃうことがしばしばある。私は人を笑わせるのが好きだし、ハマってくれる人は本当にハマってくれるので嬉しい。いつも天丼する隙を窺っている。

先輩に佐藤くんてお姉ちゃんいそうって言われた。

Bach - Six Partitas(BWV.835~840)、特に四番(BWV.838)と六番(BWV.840)
Bach - The Art Of The Fugue 最初の一曲目だけでもぜひ

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2023.9.16

小学生の頃、薄い木の板に厚紙や小物などを貼り付けてビー玉迷路を作ろう、みたいな図工の課題があった。厚紙を器用に折って橋を渡すのは先進的な生徒によって毎年伝統的に発想されてきた工夫であったらしいが、私はその先へ進むことができた。私は板に穴を穿ち、板の四隅にコルクの足を付け、厚紙の地下通路を作った。板の上だけでなく板の下にまで迷路を拡張するというこの工夫は同級生たちに広まり、例年にはない創造的な活況が生まれたという(先生談)。このエピソードが私の人生の中で最も創造性に溢れかつそれによって社会的に影響を及ぼした最たる例であったと思う。

東京駅近くのKITTE2階、東京大学総合研究博物館の運営する展示室を観るなどした。

私は骨格標本が好きだ。

於INTERMEDIATHEQUE 2023.9.16




2023.9.17
勉強をした。映画『スリーパーズ』を観た。

私の好きなアニメ作品『Sonny Boy』が公式で上がっていたので、時間のある方はぜひとも観てほしい。

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16 万年筆とインク

 一点豪華主義なる言葉がある。
 この語は要するに全体として貧相であってもこだわりのある特定の部分にだけはお金を掛けるという態度・様式を指す。
 思えば私の生活は一点豪華主義かもしれない。「全体として貧相」と言う通り、例えば衣類は全て横浜駅南改札西口を出た先の南幸町(みなみさいわいちょう・"幸" と言いながらそこには倨傲と愛欲とに塗れた先の無い絶望しかない)の黒く汚れた帷子川に臨むホテル街のやけに暗くなっている路地裏で追い剥ぎをして入手したものである(そういえば先月観に行った式能の演目に「痩松」というのがあり、これがまさに山賊による追い剝ぎの話であったので私は我が身を顧みるような心持ちで見入ってしまった)し、食には関心を失って久しく、三食乾麺でも三食芋煮汁でも三食青白錠剤でも構わない。守銭奴としての自覚は生活の隅々にまで能く行き届き、動画を無料で視聴するため単身インターネットの海に飛び込み危ない違法サイトと危なくない違法サイトとを正確に嗅ぎ分け(嘘です。アマプラで観ています。最近は『遊星からの物体X』や『冷たい熱帯魚』などを観ました。楽しかったです)、漫画村だか漫画王国だか漫画遊星だかで漫画を読み漁り(これも嘘です。ブックオフでの立ち読みに徹しています)、高級煙草 TREASURER BLACK などに憧れながら闇市で買った激安のシケモク(歌舞伎町界隈で拾い集められた吸い殻から錬成)で辛うじてニコチンを摂取し(これも嘘。大抵 Peace のスーパーライトを吸っている)、赤羽駅東口前の喫煙場(広すぎてもはや喫煙所と呼べる空間ではない)ではヴィヴィアンの着火器の金属的な開閉音を響かせるお兄さんの隣で私はどこかで拾ってきたオイル切れかけの100円プラスチック着火器を使い、電車では隣席の御婦人が装幀麗しい新品美本を繰る一方で私は染みと紙魚とによって麒麟みたくマーブルになった饐えた古本を、繰るというより剥がすようにして読み、勿体ぶって2weekのコンタクトレンズを一か月間使い通しいつ及び来るかとも知れない健康被害に怯えながら日々を暮らしている。最後に自動販売機で飲み物を買ったのはいつであろうか、普段は水道水ばかりを飲み、(雨の日には天井から垂れてくる消毒的風味の無い水を飲み、)電気代節制のために普段から電灯を消しておくようにしているが北向きの部屋は日の盛りにもなお薄暗く牢獄を思わせる雰囲気、(任意の)お前の部屋にはアロマディフューザーなどとお洒落なものもあるのに私の部屋には……おや、私の部屋にもアロマディフューザーが! と思ったら火のちゃんと消されないままの煙草がぼんぼこ捨てられてアロマディフューザーみたくなっているだけの灰皿だった。
 貧相に輪を掛けたような生活の有様を書き連ねているうちに「本当は豪華な点などただの一点も無いのではなかろうか」と心配されてくるわけであるが、しかしまさに今ここでこの記事を書いている手元に瞠目(または刮目)し給え! それは見紛うこともなき高級万年筆 Souverän M805 Vibrant Blue ではないか!(ワープロではなく手とペンとで書いているという設定)

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うさぎと Vibrant Blue 1

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うさぎと Vibrant Blue 2

 Vibrant Blue は Pelikan の人気ブランド「スーベレーン」シリーズの限定モデルである。同シリーズの限定モデル Ocean Swirl が冷たく寂しい深海ならば、Vibrant Blue は爽やかに輝くアドリア海! 真っ赤な飛行艇の轟音が今にも聞こえてくるようである。
 私は Pelikan の万年筆が大好きで、天冠に刻まれたペリカンの親子を眺めたりニブに刻まれたペリカンの親子を眺めたり化粧箱に刻まれたペリカンの親子を眺めたりしている。M805 Vibrant Blue の他にも M600 Vibrant Orange や Classic M120 Iconic Blue などを愛用していて、特に後者は私の最も頻繁に使用する相棒のような存在である。ニブをくるくると回してその煌めきを見つめたりインク窓からインクを覗いて「入ってまつね……w」っつったりさりさりとした書き味を楽しんだりしている。万年筆はいい。万年筆は美しい。

 インクは SAILOR の青墨(せいぼく)一択である。色味は一般的な青系であるが、何と言っても赤光り(ピンクフラッシュ)のかっこよさが他の追随を許さない(否 Organic Studio の Nitrogen には許しちゃっているだろうが、簡単に手に入るインクの中ではトップだろう)。滲みにくい顔料系インクであるのも嬉しい。

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青墨 通常は青い

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青墨 光の当て方によって赤く光る

 蘇舜欽『夏意』は私のお気に入りの漢詩である。

 かつて使っていたペリカンのブルーブラックも発色は大変良かったのだが、これはいわゆる古典インク、つまりやや酸性の強い代物であり、ニブの腐食が心配だったので使用を止めた。尤も金ペン(ニブが金製)ならそうそう心配する必要もないのであろうが、長期的に考えれば古典インクを避けるに越したことはない。
 メンテナンスの話で言えば、先述の青墨は顔料インクであり滲みにくくさっぱりした線の引ける点は大いに嬉しいのであるが、染料インクに比べて万年筆内部でやや詰まりやすいという問題を抱えている。SAILOR は超微粒子顔料系インク(青墨も然り)の開発によってこの問題を剋服したとしているが、大事を取ってこまめなメンテナンスに徹するべきであろうと思う。

 顔料インクのもう一つの欠点として、技術的な問題上色彩展開が染料インクに比べるとやや貧弱である。SAILOR はまたたゆまぬ企業努力により顔料系インクである STORiA シリーズから赤とか黄とか緑とかのインクを発売している。私はこれのレッドを使っているが、やはり染料インクに比べるとやや暗いような印象がある。あと何となく粘度のやや高いような感じがある。

 PILOT の色彩雫(いろしずく)の中では紺碧などが爽やかな感じで好き。

4 盆栽♪

 霧って……なんだか神秘的な雰囲気がありませんか。
 昨年の夏ごろに箱根を訪ねたときに霧の中を体験しました。強羅からさらに大涌谷方面へ坂をでんでんと上っている間にわたりに霧が立ち込めてきて、実際には人家のたくさんある処だったのに何となく「人里離れすぎ!」という気持ちになったことをよく憶えています。いささかひんやりとした肌触りも思い出されます。
 思えば私は小学生のころから霧というものに憧憬を抱いていて、黒板消し同士をぶつけあわせて疑似的な霧を作り出し、その中で感慨に浸ったりしていました。しかしそれは周りの人々には迷惑だったみたいで、学級会での糾弾の後、私は当日付けで黒板係を罷免されました。小学校のクラスの係を罷免されるってそうそうない。
 
 霧といえばこのまえ夕食の支度にズッキーニを切っているとき「こんなのキューリのパチモンだからな……」という気持ちになったんですけど、この感じ、キャベツを食べるたびに思うやつと同じだ……と気づきました(私は白菜のほうが好きなので)。
 そのまま料理をしていたらテレビでたまたまofficial髭男dismの曲が流れ始めたので、
 
根菜♪
にんじんとだいこんの皮がむきづらい♪
辛いけど炒めたい♪
でも離れがたいのさ♪(←ここはその場では思いつかなかった)
 
 って歌いながら料理した。(うちにはなぜかピーラーがないので非常に困る)(下手な私の剥く野菜は二回りほど小さくなってしまう)
 その後も
 
軍隊♪
国の自衛の意図は嘘じゃない♪
辛いけど否めない♪
でも信じがたいのさ♪
 
 という替え歌を作ったりもしました。
 
↓没バージョン①
野っ菜♪
ネギの玉ねぎの味噌はお麩じゃない♪
……(思いつかなかった)
 
↓没バージョン②
盆栽♪
……(思いつかなかった)
 
↓没バージョン③
分配♪ 
私利の……(思いつかなかった)
 
以上です。おやすみなさい。

3 基づきたい

 友人の友人のブログとかをざっと見ていたんですけど、なんかむっちゃ基づいてね? 生活に基づいている。云々へ出かけたよ、とか、云々を買ったよ、とかみたいな。
 
  一方私の生活には本当に何も起こらなくて、n畳敷(自分でもよくわかっていない)の四辺形にぎゅうと収まったまま机上(または寝台上)の空論を頭の中でこねたり撫でたりして24時間営業、そんな私に比べてコンビニはずっとえらい、アイスを備えているから……。睡眠時間は寝つ起きつを繰り返し三、三、四で計十時間。眠りすぎである。しかし過眠は罪ではない、寝る子は育つから……。しかし私はもう子どもといえるほどちやほやされないし、しかもそうして育ったのはひねくれてねじくれた精神だけ……うちの居間に座っているパキラの木の幹も存分にねじれ放題である。飲み放題を相応に楽しめるほどお酒を飲むことができないが、二重跳びはできる(逆上がりもできる)。郵便ポストに同級生の結婚式の招待状が挟まっていたらどうしよう。理想と現実とに挟み撃ちにされた私は夜の町へ。幹線道路の血の通わないざわめきは遠い。そこかしこに座っている紫陽花が美しいな、と思いつつ、美しさという指標そのものに内包される欺瞞を無視し続けるわけにはいかない。野良猫がいたのでちょっと近づく。猫はちょっと逃げる。また近づく。逃げる。近づいては離れる公転軌道上の関係。満ち潮をも超える「満ちすぎ潮」によってこの町ごと全て沈んだら、海面上にちょっとだけはみ出した高層ビルに上って釣りをする。四年ぶりくらいです、釣りをするのは。釣れました。さっきの猫です。全身の毛を逆立てて水滴を払って、ぐったりしています。猫よ、と、手の甲でそっと触れる、曖昧になりがちな輪郭に抗うように。
 
 ここまで全部、部屋の中の頭の中で起こったできごとです。部屋の外では何が起こっているのでしょうか。私が妙なことを考えている間に外では引き潮をも超える「引きすぎ潮」によって海が干からびたらしいです。林修がテレビで言っていました。林修の発言に基づくのもどうかと思うけど、これも生活に基づくための第一歩です。私も早く生活に基づきたい、友人の友人のブログみたいに。