深翠抄

~おこしやす~

週次報告(2023.9.18~2023.9.24)

週次報告(2023.9.18~2023.9.24)

 

2023.9.18
外堀通りと新宿通りとの交わる四ツ谷見附の交叉点にケンタッキーフライドチキンがあり、そこで月見バーガーを食べながら托卵のことを考えて鳥肌を立てていた。業の深い世の中だなあと思う。

 

童顔なの嫌だから早く老けたい

 

友人が奨励賞を受賞したので、日本詩歌句協会の表彰式を見に来た。老人ばかりだったから私一人だけ若々しくて浮いていた。その場にいた誰もがそれぞれの形で文学を愛して頑張っていることが場の雰囲気から伝わってきて感動した。糸くらい細くてもいいから私も文学文芸を愛し続けていきたいなという気持ちになった。

北とぴあ十四階

かつて好きな人に好かれようとしてその人の好きそうな行動をわざと取っていたことがあり、きっとすごく不自然だったかもしれないと振り返って恥ずかしい思いをしている。この不器用なところをも愛してくれとは言わないがせめて見なかったことにしてほしいと思う。


2023.9.19
好きな女子となら何をしても楽しいだろうな〜(想像でしかないけど……)

 

トンチキな変な女好きすぎる

 

眠れずにいつまでもTwitterに張り附いていた夜の全てを繋ぎ合わせて不眠者による永遠の夜の楽園が造られたものの、やがて誰もが夢を見ることへの恋い焦がれを募らせるようになり、楽園は崩壊した。千年ぶりの夢に現れたのはかわいいわんちゃんだった。

 

2023.9.20
働いた。

 

人間の髪を乾かしたり梳かしたりしたことない。慈しみの深い行為だと思う。

 

本当の意味で生きるためには傷が必要なのだと思う、現実をこの身に取り込むための入り口としての傷口が。

 

童貞なの恥ずかしくなってきた。

 

2023.9.21
俺の方が先に好きだったのに……←弱者男性のむちゃくちゃな発言だけどなんかかわいそうだから報われてほしい


シバタの紹介をきっかけに天竜川ナコン観まくっているけど、性格も喋り方も(どことなく顔つきも)シバタに似ていて、天竜川ナコンを観ている時はほぼシバタのこと考えている。シバタも散歩動画撮ってほしい頼むから。「ね!」の言い方がシバタそのものですごい。
俺シバタのためだったらお金でも時間でも労力でもマジで力になりたいと思っているから何かあったらすぐ連絡してくれ。

 

2023.9.22

俺のこと好きっぽい先輩に脚長いねって言われた。別に好きじゃない人から好かれるの気まずい。

 

見えない時には風を聞き、聞こえない時には月を見る、そういう生活がしたい。

 

2023.9.23
大学生になってテニサーに入りたい。


夢の中でドーナツたくさん食べた!!


「逆にこれがかっこいいんだよな」と言って補助輪つきの自転車に乗る夢を見た。

 

短歌について話し合う会合に出た。私は動物を題材にした十四首を提出した。結局雑談が多くなったが、複数人と話すのは久しぶりで楽しかった。皆私の持たない特別な感性や考え方などを持っていて羨ましかった。

 

友人たちと一緒にスーパーマーケットに入り、彼の食材を購入する様子を見ていた。自分の粗食が本当に痛ましく感じられた。私は本当に毎日毎日米と紫蘇ふりかけとカップ焼きそばしか食べていない。
栄養補給(特にカロリー補給)だとばかり考えているから粗食になる。栄養補給だとばかり考える "べき" だと思っている部分がある。
食べること自体に対する恥ずかしさがあり、自分が少しでもいい食事をしようと思っていることに気づくとそれがすごく卑しく感じられて嫌になる。
ごはんにふりかけを掛けてしまうことも、スパゲッティに市販のソースを掛けてしまうことも、豆腐に醤油を掛けてしまうことも、水道水に飽きて清涼飲料水を飲むことも、心のどこかでやっぱり卑しいことだと感じている。こんなマインドで料理なんかできるわけないだろ。
かつて人と一緒にごはんを食べる時などは楽しく料理をすることもあった。今はそれをすごく懐かしく感じる。
人のために料理がしたい。人の料理が食べたい。
自分を恥ずかしく卑しい人間だと思う。

 

以前から顔見知りではあったが差しで話したことのなかった友人と焼き鳥を食べながら話をした。せせりやはつなど、人生で一度も食べたことのないものを食べた。とてもおいしかった。
店を出た後に遊具の何もない公園で少し話をしたが、その脇に聳える神輿庫の "野方" 紋が超かっこよくて興奮した。

「野方」

2023.9.24
勉強でもするかと思っていたのに全然できずにずっと眠っていた。

 

私は以前からずっと嫉妬深い人間であり、いつも過去男皆殺し感情に苛まれていたが、最近はちょっと変わってきたような気がする。
私といる時くらいは私のことを考えていてほしいと思うけど、例えば夜一人で眠る時にふと遠い過去のことを思い出すこともあるだろう、たとえその相手が私でなくても、愛し愛された日々の記憶に其奴の心が暖かくなればいいと思う。

 

「〜なので悪しからず。」という文章をよく見かけるが、略さずにちゃんと言った方がかっこいいと思う、以上の旨をお含みおきいただきました上で何とぞ悪しからず思し召しくださいませとかと。

 

病的な痩身を晒して早逝するとしても肉食なる忌まわしき営為に一切手を染めることなく生きたという誇りは永遠の輝きを放つ。