深翠抄

~おこしやす~

1 キリンの首の長短について

 オンライン体制で迎えた春学期、何だか日中ずっと眠い日が多くて(ずっと眠いのが悪いことではないと自他に言い含めたい)、夜中の三時とかにオンデマンドの授業動画を見たりしています。眠いことってほんとに全然悪いことではないので、みなさんもぜひよく眠ってください。

 そういうふうなわけで、結局徹夜して朝を迎える日々が続き、一昨日になってようやく日付の変わるくらいに就寝しました。目覚めて、朝が私を迎えてくれたのは久しぶりでした。昨日はまた夜更かししちゃいました。

 首の長いキリン(おなじみのキリンのことです)の生活が首の短いキリンたちの犠牲の上に成り立っているように、私たちの何気ない日常も首の短いキリンたちの犠牲の上に成り立っていることをいつも心に留めて生活しています。

 コマ数自体は今までよりも少ないのに今までよりもてんやわんやなのは私だけなのでしょうか。尤もてんやわんやなのは悪いことではないのですけれども……。みなさんはいかがですか。twitterをやっていると具合の悪くなるツイートを目にする機会も多々ありますけれども、どうにもこうにもやめられるものではありません。一生twitter

 七月一日に発行される上智新聞にほんの少しだけ寄稿したのですけれども、なんだかすごく恥ずかしくて取り下げたい気持ちでいっぱいです。然し、みなさん、もしよかったらごらんください。

 ブログ名についてなんですけど、源氏物語の古注釈に紫明抄とか珊瑚秘抄とかとあるのがばり良いと思って、私もそれっぽい名前を付けました。植物の豊かな処の緑い(緑いって言うの自分以外に聞いたことないな。赤いとか青いとかみたいなものです。みなさんも使ってみてください)空気感を想像してみてください。

 ここ数か月ずっと引きこもりなので、(すでに会ったことのある人でもない人でも)早く人間と会いたいと考えることがしばしばあります。お互いに首を長くしあって、その時が来るのを待ちましょう。首がキリンよりも長くなってしまう前に会いたい。私はキリンより犬のほうが好き(首が過度に長くないから)。